ガラスパテを使用したガラスを使うメリットとは

glass_pasteガラスパテというものをご存知でしょうか。ガラスパテとはガラスとサッシとを固定するために使われる、初めは粘土のように軟らかく時間が経つと強固になるといったものですが現在ではあまり使用されていないようです。パテが上手に出来る職人も今では少なくなっているという話もありますが、職人がいなくなるというのは私個人の感想としては少しさみしい気分になります。現在あまり使用されない理由としては、他のシーリング材に比べ耐久性に劣る、コスト面で不利である、一度使用したパテを剥がそうした場合はプロでもガラスを割らずにやるのが難しいなどが挙げられて、パテの代わりにシリコンコーキングを薦められることが多いようです。

ではパテには何も良いところがないかといったらそういうわけでもありません。化学薬品を通すことがない、腐食しない、水中や湿った場所でも使用することが出来るなどといったメリットがあります。そしてパテはガラス以外にも使用することが出来て、網戸の補修やタンクの水漏れにも役立ってくれ、意外な使い道として穴がすり減ったボルトの補修などがあります。パテは現在、ガラスよりも家庭用品、スポーツ用品、電化製品などの補修で活躍しているようですね。